教会建築の変遷で見る!イタリア建築様式の真髄とは?
教会建築の変遷で見るイタリア建築の発展
(ロマネスクからバロックまで)
沢山ある教会も、ただ見ているだけでは、物足りないですよね。そんな時!
イタリアはカトリックの総本山ヴァチカンがある国で、何処の街に行っても沢山の教会や礼拝堂等で街が溢れかえっています。その教会見学もイタリアを知るうえでは欠かせません!
しかし!ただ単に見ているだけでは、その建築の意味を知ることは不可能です。
これだけ沢山の教会が存在するのですから、是非見比べて比較することによって、時代の建築様式の変遷というのを知ることができるのです!
このコースでは、特にそんな難しい建築様式なんて興味無い!という方でも、大変分かり易く、建築に含まれた利用の便利さその当時の宗教概念の違い等を理解していただくことによって、ヨーロッパ全体に共通する、当時の流行りの建築様式をマスターすることができてしまうかもしれません!?
行程詳細(順序はホテルや、スタートの位置関係で前後する事がございます)
観光スポット1:ロマネスク様式「サンミニアート アルモンテ教会」
フィレンツェの人気パノラマスポットであるミケランジェロ広場の上に建つ、美しいファザード:正面装飾を持つ小さな可愛らしい教会。
フィレンツェに数少ないロマネスク様式の代表です。近年1800年代の大改築において、変わってしまった部分もありますが、未だにその美しさを保っている教会です。
いつも人も少なく、静寂な内部の様子は、まるで教会を独り占めできた様な感じを味わえる事間違えなしです!
フィレンツェの人気パノラマスポットであるミケランジェロ広場の上に建つ、美しいファザード:正面装飾を持つ小さな可愛らしい教会。
フィレンツェに数少ないロマネスク様式の代表です。近年1800年代の大改築において、変わってしまった部分もありますが、未だにその美しさを保っている教会です。
いつも人も少なく、静寂な内部の様子は、まるで教会を独り占めできた様な感じを味わえる事間違えなしです!
観光スポット2:ロマネスク様式「サンジョバンニの洗礼堂」
フィレンツェの旧市街に存在する八角形の建物は、洗礼堂と言われ、昔から、キリスト教に入信するための奇跡である「洗礼の儀式」というのが行われていた場所。フィレンツェ出身の有名な詩人である”ダンテ アリギエーリ”も、この中で洗礼の儀式を受けたと言われ、彼の残した神曲の中の天国の詩篇にも登場することで知られています! 中に入ると絢爛豪華なモザイク画で一面装飾されていて、入った人の心を奪います!
フィレンツェの旧市街に存在する八角形の建物は、洗礼堂と言われ、昔から、キリスト教に入信するための奇跡である「洗礼の儀式」というのが行われていた場所。フィレンツェ出身の有名な詩人である”ダンテ アリギエーリ”も、この中で洗礼の儀式を受けたと言われ、彼の残した神曲の中の天国の詩篇にも登場することで知られています! 中に入ると絢爛豪華なモザイク画で一面装飾されていて、入った人の心を奪います!
観光スポット3:ゴシック様式:サンタクローチェ教会
ロマネスクから、ゴシックに移行してくると、形や内装等沢山の変化が見受けられます。フィレンツェの東側にあるこのサンタクローチェ教会は、ファザード(正面装飾)は1800年代の後から付けられた装飾ではありますが、内部は、中部イタリアを代表するゴシック様式を残しています。ここは、フィレンツェのパンテオンとも呼ばれ、この街で活躍した有名人著名人のお墓が存在します。例えば、ダヴィデ像を作ったミケランジェロのお墓、物理学者近代科学の父と言われたガリレオガリレイのお墓等。
ロマネスクから、ゴシックに移行してくると、形や内装等沢山の変化が見受けられます。フィレンツェの東側にあるこのサンタクローチェ教会は、ファザード(正面装飾)は1800年代の後から付けられた装飾ではありますが、内部は、中部イタリアを代表するゴシック様式を残しています。ここは、フィレンツェのパンテオンとも呼ばれ、この街で活躍した有名人著名人のお墓が存在します。例えば、ダヴィデ像を作ったミケランジェロのお墓、物理学者近代科学の父と言われたガリレオガリレイのお墓等。
観光スポット4:ゴシック様式「サンタマリア ノヴェッラ教会」
サンタクローチェ教会とちょうど正反対の西側に存在するのが、美しいファザード(正面装飾)をもつサンタマリアノヴェッラ教会です。正面の設計はルネッサンスの芸術家であるレオンバッテイスタ アルベルティによるオリジナルが残っている貴重な物。
この教会の中は、サンタクローチェ教会とはまた一つ違うイタリア中部ゴシック建築の特徴が存在します。
また、この教会の中には美術の教科書に必ず登場すると言っても過言ではない「三位一体」マザッチョ作フレスコ画が存在するために、良く美術学校の生徒達のグループが見学に訪れています。、
サンタクローチェ教会とちょうど正反対の西側に存在するのが、美しいファザード(正面装飾)をもつサンタマリアノヴェッラ教会です。正面の設計はルネッサンスの芸術家であるレオンバッテイスタ アルベルティによるオリジナルが残っている貴重な物。
この教会の中は、サンタクローチェ教会とはまた一つ違うイタリア中部ゴシック建築の特徴が存在します。
また、この教会の中には美術の教科書に必ず登場すると言っても過言ではない「三位一体」マザッチョ作フレスコ画が存在するために、良く美術学校の生徒達のグループが見学に訪れています。、
観光スポット5:1400年代 ゴシック&ルネッサンス様式をもつ ドゥオーモ「サンタマリア デル フィオーレ」教会
フィレンツェのシンボルと言っても過言ではない、ドゥオーモは、着工が始まったのが1296年のちょうどゴシック時代。しかし完成するのに約175年の歳月をかけているので、最終的に、ブルネッレスキ設計の丸天井クーポラの部分はルネッサンス様式という事になります。
このミックスされた時代の流行を取り入れているドゥオーモも、建築時代の変遷という視点から見ると大変興味深い物になる事間違えなしです!
フィレンツェのシンボルと言っても過言ではない、ドゥオーモは、着工が始まったのが1296年のちょうどゴシック時代。しかし完成するのに約175年の歳月をかけているので、最終的に、ブルネッレスキ設計の丸天井クーポラの部分はルネッサンス様式という事になります。
このミックスされた時代の流行を取り入れているドゥオーモも、建築時代の変遷という視点から見ると大変興味深い物になる事間違えなしです!
観光スポット6 :バロック様式「君主の礼拝堂」(メディチ家の礼拝堂内)
最後にルネッサンス建築が終盤を迎えると、バロック様式が入ってきます。ミケランジェロの美術館として知られているメディチ家の礼拝堂の中にある最も大きいスペースが「君主の礼拝堂」と名付けられ、メディチ家の代々のトスカーナ大公となった偉大なる人物の霊廟として作られた場所です。こちらも、絢爛豪華な「フィレンツェ風モザイク」または貴石加工と言われる大理石をあしらった装飾が使用されています。「永遠の命」=メディチ家の永遠の繁栄を祈ったフェルディナンド一世の気持ちが、この永遠の絵画と言われる貴石加工(天然石なので色褪せしないのです)に託されているのです!
最後にルネッサンス建築が終盤を迎えると、バロック様式が入ってきます。ミケランジェロの美術館として知られているメディチ家の礼拝堂の中にある最も大きいスペースが「君主の礼拝堂」と名付けられ、メディチ家の代々のトスカーナ大公となった偉大なる人物の霊廟として作られた場所です。こちらも、絢爛豪華な「フィレンツェ風モザイク」または貴石加工と言われる大理石をあしらった装飾が使用されています。「永遠の命」=メディチ家の永遠の繁栄を祈ったフェルディナンド一世の気持ちが、この永遠の絵画と言われる貴石加工(天然石なので色褪せしないのです)に託されているのです!
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ほっと一息トスカーナ州
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