テルメ&スパ体験!
テルマエロマエの国でイタリア式の温泉に入ってみましょう!
イタリアといったら「テルマエロマエ」の国で有名ですよね!
実は、最近イタリア人にも人気上昇中!のテルメ。
イタリア全土に沢山のテルメがありますが、
今回は、私のオススメの「トスカーナ州のおすすめテルメ」をご紹介いたします。
日帰りでフィレンツェからいけるテルメや、宿泊した方がおすすめのテルメなどがありますので、
是非みなさまのスケジュールに合わせて、イタリアのテルメ体験は、いかがでしょうか?
注意;
1)イタリアのテルメ(温泉)は基本的にぬるいので、高温好きのお客様には、おすすめ致しません。
2)イタリアのテルメは、男女混浴!!=水着着用ですので、全裸で入ることはできません。
3)テルメによっては、水泳帽を義務しているところがあります。
4)イタリアのテルメは、入浴前に「体を洗いましょう」というマナーはありません。
ですので、潔癖症の方には、おすすめできません。
5)テルメ=温泉という概念を捨てましょう。
「温泉プール」というイメージを持たれた方が無難です。
トスカーナのおすすめテルメ1
Terme di Saturnia サトゥルニア温泉
情報 | 詳細 | |
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住所 |
CASCATE DEL MULINO所在地名 Loc. Terme di Saturnia – 58014 Saturnia (GR) provincia di Grosseto, nel comune di Manciano. |
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サイト |
Cascate del Mulino Terme di Saturnia Libere in Toscana.
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フィレンツェからの距離 | 185km | |
入場料 |
無料(但し、更衣室、トイレ、シャワーなどの施設無) |
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泉質 | 硫黄泉(水温:源泉は39度、体感温度は37度前後) |
トスカーナ地方で一番「有名」なのが、このサトゥルニア温泉でしょう!
まるでトルコのカッパドキアのような景勝地として知られていますが、今現在でも「自然温泉」なので、
無料ですが、「更衣室、トイレ、シャワーなど」の施設が一切ないのです!!
イタリア人はどうやって入浴しているのかと言いますと。。。
1)車できて、車で水着に着替える
2)ビーチサンダルとバスローブを持ってきて、車から温泉まで歩く
3)シャワーももちろん浴びずに、そのまま、段々畑になっている温泉に入る
4)バスローブを着て、車に戻って着替えて帰る
というものすごく「ワイルド温泉体験」になります。
ちょっと日本人の方にはかなり抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
その時は、近郊にある「terme di saturnia SPA」ホテルに宿泊することをお薦めいたします。
(但し、ホテル内の温泉は、景勝地である段々畑にはなっていません。温泉プールのような感じになるので、
やはり、こちらで宿泊する方も、是非、段々畑のmulinoの方には足を運ぶことをお薦めいたします。)
トスカーナのおすすめテルメ2
Terme di San Giovanni in Rapolano ラポラーノ温泉
情報 | 詳細 | |
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住所、電話 |
所在地: Via Terme San Giovanni, 52, 53040 Rapolano Terme SI |
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サイト | www.termesangiovanni.it/ | |
フィレンツェからの距離 | 84km | |
入場料 |
有料 (月曜〜木曜;14ユーロ 金曜:15ユーロ、週末18ユーロ) |
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泉質 | 硫黄泉(水温:源泉は39度、体感温度は37度前後) |
シエナからさらに南に車で移動した「ラポラーノテルメ」は、10数年前に建設された割と新しいテルメです。
テルメ内は「地元イタリア人」で一杯!
ここの素晴らしいのは、周囲の「典型的なトスカーナの田園景色」を眺めながら、
リラックスした雰囲気で入浴できることです!
週末は避けた方がいいですが、平日の午前中は、人も少なくかなり広い敷地内にあるので、十分スペースが確保できるのも魅力です。
硫黄のかなり強い温泉なので、温泉プールの底には、小麦粉状の硫黄がたっぷりと沈殿していて、歩くと「ふわふわした」感じを体験できます。
なんと、イタリア人は、その硫黄をそこからすくって、顔や体にベッタリつけているので、真っ白な顔をした
イタリア人がいるのはそのためです。(個人的には、プール底にはかなり髪の毛や、ゴミが溜まっているので、衛生的ではないので、皆様は、真似しないようにしましょう)
有料ですが、ドライヤーもある更衣室や、トイレ、スパも揃っているので、日本人の方には入りやすい環境です。
屋外温泉プールの様子(上記写真)
屋内温泉プールもあるので、寒い日や、雨の日も温泉体験可能です。(上記写真)
トスカーナのおすすめテルメ3
Terme di petriolo ペトリオーロ温泉
情報 | 詳細 | |
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住所、電話 |
TERME DI PETRIOLO Loc. Petriolo - 53015
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サイト | ||
フィレンツェからの距離 | 80km | |
入場料 |
有料 (平日13ユーロ:週末:16ユーロ) |
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泉質 |
硫黄泉(水温:源泉は43度、体感温度は37度前後 室内の温泉は42度の高温泉もあり! 屋外は37度前後) |
フィレンツェからグロッセートに向かうマレンマ地方にある歴史ある「ペトリオーロ温泉」。
ここは、昔から、川沿いに硫黄泉が出ていたので、今現在も、川沿いには、沢山の「無料温泉」に浸かりにくる
人たちが多い場所です。
実は、この自然温泉の少し上にあるのが、「有料温泉 stabilimento termale」があって、
いろんなタイプの温泉に浸かることができます。
(高温泉は、イタリアでは珍しく42度!日本人にも暑いと感じられる温泉はここだけです!)
外の、マレンマ地方の美しい自然を眺めることができる低温泉は長く浸かることができ、
さらに、滝のように流れてくる温泉に「打たせ湯」のようなシステムになっているので人気です!
施設は、20年ぐらい立っているので、決して綺麗ではありませんが、(特に更衣室が狭い)
温泉の質は上質なのが、人気の秘訣です!
あまり、他の施設と比べても人が少ないのも、お薦めの要因です。

ospiti: Simone Bezzini Presidente della rovincia di Siena, Luciana Bartaletti Presidente dell'unione dei Comuni della Val di Merse, Mauro Cencioni Sindaco di Monticiano e Presidente delle Terme di Petriolo,Antonio Loia Sindaco di Murlo, Alessandro Masi Sindaco di Sovicille.
nella foto: ambienti
2010-10-22 ©Giuseppe Pirastru
屋外温泉の様子(上記写真)
屋内温泉(42度)の高温泉のお部屋
(イタリア人は高温すぎて、誰も入っていません・・・)