コース2 ナポリ&ポンペイ遺跡 一日満喫コース | フィレンツェプライベートガイド

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コース2 ナポリ&ポンペイ遺跡 一日満喫コース

公開日: : 最終更新日:2017/11/04 コース内容と費用

 

ナポリと、ポンペイ遺跡一日観光で丸ごと見学!「必見スポット」満喫コース

1日観光(7時間)となります。

 

初ナポリの方で、ポンペイも是非見てみたい!という欲張りな方にはお勧めです!

ポンペイまでは、公共機関を使っても、ハイヤーを使っても移動することが可能です。
なかなか個人では、乗れない公共機関にも、スムーズに皆様の専属個人ガイドがご案内。

古代遺跡というと、なかなか見学していても意味不明な石ころが。。。。という苦手な方も多いはずです。しかし、ポンペイの遺跡を知り尽くした、専門ガイドさんの話術にかかれば、別物に見えてくる事間違えなし!

これで貴方も古代ローマ帝国繁栄と影の歴史の魅力にどっぷり浸かることができます!

 

一日観光で両方の人気スポットが見学することができる欲張りコースです!

1日観光(約7時間コース)

<見学場所例>
午前(または午後)にナポリからポンペイ遺跡へ移動
(移動手段は、公共機関または、ハイヤー手配も可能です)
午後 ナポリ観光
プレビシート広場―ウンベルト2世ガッレリア―王立宮殿―サンタルチア港―スパッカナポリ(下町)
「古代ロマンの集結!といわれるポンペイ遺跡を見学しながら、古代へタイムスリップ!」

<ガイド料金>50,000円/一日観光(7時間)

 

1)ポンペイ遺跡

紀元前8世紀ごろからの長い歴史を持ち、港町として栄えたポンペイの街は、紀元後79年秋に、ベスビオ火山が噴火し、裾野にあったこの町は、悲劇的にマグマの滝に埋もれることになります。 場所によっては、約3メートルの火山灰に包まれたと言うほどの火山爆発の被害は、想像を絶すると言われております。。。。

 

しかし、約1700年にわたって、この火山灰に包まれて「保護」されていたポンペイの街は、古代ローマ帝国時代の遺跡がそのまま奇跡的に残されることになったのも事実です。。。最初にポンペイ遺跡の発掘を開始したのは、1748年に遡ります。 当時、ナポリを支配していたブルボン家のカルロ3世の命令の元、ロッキジョアクイン デアルクビエッレと言う考古学学者によってRocque Joaquin de Alcubierreが発掘作業を始めました。

 

それ以来、ポンペイの街は、新しい考古学の重要な遺跡研究と言う事で世界中から注目され、今でも、まだ発掘が進められているのです。 ポンペイの遺跡は、今から2000年前の古代ローマ帝国時代の繁栄と美術、エンジニア技術の高さなどを証明する重要なバイブルとなっています。

 

ヴィッラと呼ばれる、お金持ちの贅沢な家の中に描かれた、モザイク画や、フレスコ画は、当日のままの美しい輝きを持ち、 宗教の神殿として使われていた場所や、市場、飲み屋、住宅から、職人工房や、劇場、テルメと言う浴場跡まで、一つの広大な古代の街がリアルに蘇ってくる古代ロマンを感じることができる遺跡となります。

1997年には、ユネスコ世界遺産として認められ、現在はイタリア観光の重要な必見スポットの一つとして知られております。

古代遺跡の価値が全く理解できない人でも、地元を知り尽くし、考古学をマスターした、知識深いライセンスガイドさんが、分かり易く、面白くこの遺跡を観光案内していただくことができます!

 

ポンペイ遺跡内のローマ道

特に、迷路のような広大なポンペイ遺跡は、知っている必見スポットをくまなく回るには、ガイドさんの案内が一番効率よく回ることができます!この様な、石畳みのローマ道にも、一つ一つ歴史が刻まれているのを、個人では、見逃してしまう所ですが、ガイドさんと一緒なら逃すことなく、この遺跡の素晴らしさを堪能できるのです!

 

完璧に残されている、犬のモザイク画

この犬のモザイク画は、お家の玄関口に「犬あり、注意!」という看板の役目をしているのです!本当に今にもとびかかってきそうな番犬の様子は、リアルで今現在の玄関口に共通するところがありますね!

 


<宗教の中心と政治、経済の中心であるフォロロマーノ>

 

石灰でかた取ることができた当時火山の爆発の被害にあった人の様子

 

ポンペイ遺跡見学後にナポリへ移動

ナポリ観光>>>>>>

 

1)ナポリの代表的な観光スポット

「プレビシート広場」

  • ナポリの中心の広場である「プレビシート広場」は、重要なナポリの歴史ある建物に囲まれております。
  • 聖フランチェスコディパオラ教会 Basilica di San Francesco di Paola;
  • 王宮 Palazzo Reale;
  • サレルノ宮殿 Palazzo Salerno;
  • 警察署 Palazzo della Prefettura.

更に、この広場近郊には、ナポリを代表する重要なモニュメントである、サンカルロ劇場、teatro San Carlo,ウンベルト一世のギャラリーが存在いたします。

特に、このバジリカ教会である聖フランチェスコディパオラ教会は、1817年にネオクラッシック様式で建設された教会で、1846年には、完成され、ローマのパンテオン神殿をインスピレーションして建設されたと言われております。

この広場には、2頭の騎馬像「ブルボン家のカルロ一世と Carlo III di Borbone とをの息子であるフェルディナンド1世Ferdinando Iが聳え立っているのが特徴です。 この騎馬像は、ナポレオン失脚後に、ブルボン家が再来したのを記念してアントニオ カノーヴァーというネオルネッサンス様式の天才彫刻家によって、1816年から1822年にかけて製作されたのです!

 

ナポリ地元人の中では、この広場で繰り広げられる有名な「願掛けゲーム」があります!

広場の一番下(王宮側)から、目をつぶって、まっすぐ教会の前に向かって歩きます。

丁度、この二頭の騎馬像の真ん中で停まることができたら、「願いが叶う!?」と言われているので、夕方から夜になるとナポレターニ=ナポリ人の若者たちが、騒ぎながらこのゲームをしている姿が見ることができるんです!是非、ここで、運試しをしてみてくださいね!

 

2)ナポリの王宮

プレビシート広場に面するこの美しく壮大なナポリの王宮は、1600年代にドメニコ フォンターナ Domenico Fontana と言う建築が設計した宮殿です。 スペイン王フィリッポ4世がナポリに招聘された機会に合わせて、ナポリ王国の権力を示すために、壮大に建築された宮殿です。

このナポリ王宮に住まわれていらっしゃった、王妃マルゲリータ様にこの近辺のピザ屋「ブランディ」が3枚のピザを王妃に献上したそうです。

  • 一枚は、シンプルなオリーブオイルのみ
  • 2枚目は、チーズピザ
  • 3枚目には、トマトソースとモッツァレッラチーズをのせたピザ

王妃は、3枚目のピザを物凄く気に入られて、このピザ職人ブランディを褒め称えたそうです。
このブランディと言う職人は、「それではこのピザをマルゲリータと言う貴方様のお名前を付けます!」と言ったことから、今でも、ピザを代表するピザの名称になったそうです!

今でもこのピザ屋「brandi」は、この王宮近くにあるんですよ!
是非ナポリにいらしたら、ナポリピザをお試しくださいね!

 

王宮内部の壮大なインテリア!

 

3)ウンベルト一世ギャラリー

プレビシート広場からすぐのショッピングモールであるウンベルト一世ギャラリーは、1800年代にナポリの高級ショッピングセンターの役割として、建てられました。
ミラノのギャラリーと大変似ておりますが、ミラノに比べると、人は少なく、お店もそこまで高級店が入っているわけではございません。。。

 

4)サンタルチア港

「ナポリ民謡」カンツォーネ代表格である「サンタルチア」を直ぐに歌いたくなるのが、このサンタルチア港なのです。。。。。!

実はこのサンタルチア港は、今では高級ホテル街となっておりますが、大変歴史の古い、「ナポリ誕生」の場所でもあるのです!なんと紀元前8世紀ごろに、古代民族クマーニによって、最初のパレポリス(旧市街)が建設されたのが、ナポリの歴史の始まりと言われております。。。。

古代ローマ時代には、この場所に海からの攻撃から街を守り、監視するための要塞が建設されたそうです!この場所は、常に、ナポリの戦時と平和の時代を見守ってきた場所でもあります。またこの港からは、ベスビオ山と港が重なって見える抜群の撮影ポイントでもあります!

 

5)スパッカナポリ

スパッカナポリ「Spaccanapoli」と言う名前は、古代ローマ帝国時代の碁盤の目の街造りに必ず通っていた東西南北の十字路「カルドとデクマノ」 の旧街道の南北通りの事を指します。

スパッカーレ=割る!と言うイタリア語の意味の通り、上記の写真でご覧いただけるように、街を南北に通っているので、本当にナポリが割れているようなイメージが特徴的なのです!

聖ドメニコマッジョーレ教会 San Domenico Maggioreからジェズヌオーヴォ教会まで続く長いまっすぐした道は、ナポリらしい、細い路地と洗濯物と怪しげな物売りがうろうろしている、少しスリル満点な界隈となります。

但し、今現在は、危険地区の雰囲気は、すっかり観光客の人気スポットに変化しているので、沢山のお土産物屋さんが並ぶ、ショッピングストリートに移り変わっております! 特に、クリスマスシーズンの時期は、ナポリを代表するプレセーペ職人(クリスマスのお飾り職人)が軒を並べ、地元人も購入しに来るので凄い人で賑わいます!


お薦めコースランキング

ランキング1位 やっぱり美術鑑賞コース

初フィレンツエの方にはお勧めです!フィレンツェの必見スポットを丸ごと網羅した行程半日観光(約3時間コース)または一日(7時間コース)が選べます!<見学場所例>ドウオーモ(花の大聖堂教会)-シニョーリア広場ーヴェッキオ橋ーウッフィツイ美術館-ミケランジェロ広場等

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ランキング2位 ほっと一息トスカーナ州

斜塔で有名なピサの町は海洋帝国として知られ、”奇跡の広場”には、その繁栄を残すドゥオーモや洗礼堂がそびえ立っています。またガリレオの出身地としてピサ大学(イタリアで4番目に古い大学)も今でも健在です。<見学場所例>ピサ斜塔 ◆シエナ・サンジミニャーノ ◆オルチャ渓谷 ◆キャンテイ地方 ◆チンクエテッレ ◆ルッカ ◆アレッツオ等
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ランキング3位 職人工房見学・体験もの

フィレンツエは昔から職人さんの腕がいいのでこれだけたくさんの有名ブランドの工場があるのです。ハイヤーを利用して沢山廻ることもできますし、工場によっては公共機関を利用していくことも可能です。
<見学場所例>アウトレット(グッチ・プラダ)から、皮細工・靴職人等の工房見学・イタリアン料理・語学教室・ワイナリー見学、乗馬体験等

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