美食ローマの朝市場見学と穴場スポットコース
ローマといえば、美食の町!そんなこだわりのあるローマ人の通う朝市場を、散策してみませんか?
旅行客のいくレストランでは味わえない、地元独特の食材などを試食するのもいいですね!
また、ローマっ子の通うBarバールに行って、イタリア人のようにエスプレッソを飲んだりする体験や、トラステヴェレ地区のおいしいトラットリアなどもご紹介します!
半日観光(3時間)または、一日観光(7時間)となります。
<見学場所例> ローマの朝市場(半日3時間観光)
ローマといえば、「カルボナーラ」(パンチェッタと卵を使ったパスタ)、「アマトリチャーナ」(あの有名なサッカー選手TOTTIトッティも大好きなトマトソース&生ベーコンのパスタ)など、美味しいイタリアンを代表する、美食の町としてしられています! そんな美食家の多い街の朝市ってどんな所なのでしょう? イタリアを代表する伝統的な朝市を回れば、「イタリア人の胃袋が分かる!?」といわれるように、イタリア料理には欠かせない、沢山の食材が色とりどり揃っています!
<見学場所例> mercato romanoとっておき!ローマ朝市巡り!
1)Mercato di Campo de' Fiori カンポディフィオーリ市場
ローマを代表する古い伝統ある市場というのがここ、カンポディフィオーリ市場です。この名前の由来からして、かつては(1869年)ローマ近郊の農村から直接朝収穫してきた花や野菜をここで直接洗ってから、販売するという八百屋さんだけの市場だったことで知られています。Campo=畑、fiori=花!
今現在はローマの旧市街という立地条件と時代の変遷によって、かなり姿は変わったこの市場。今は観光客の人気のスポットとなり、イタリアを代表する、パスタ、チーズパスタ調味料などのお土産物の露天商がかなり増えてきています。
そんな中で150年間の露天商歴を持つ家族経営の八百屋商で現役80歳のフランカさんにお話を聞いてみました。
「私の母は8人子供を産んで、この市場に毎日野菜や果物を売りに来た人なの。私だって、昔から子供たちとともにこのメルカートで過ごしているけれども、今は市場の様子はかなり変わったわ。」 フランカさんは今まで一日たりともこの市場に来なかった日はないというほどの強者。
毎朝彼女のローマ弁が市場に飛び交っています「買う前に、味見していきなよ!このミカンなんて本当に甘くって、ブドウみたいだよ!」
2)Mercato Salario メルカート サラーリオ
サラーリオ市場は、かつては固定市場と組み立て式タイプの市場とが重なり、大通りをほぼ占めていた大きな市場でした。ただ、今日はかなりの出展者が減りほんの一部の通りに固まっているのが現状です。昔あった魚屋、肉屋などはなくなり、八百屋さんだけが残りました。ただ、ここには食料品市場は減りましたが、沢山の食料品以外の市場が見ることができます!たとえば、下着、洋服、靴、ジュエリー、家庭用品、カシミア、子供服などが、;市民にも人気の秘密です。
八百屋さんのうちの一つに家族経営であるベアトリーチェさんの露店があります。息子さんのマッシミリアーノさんとご主人のアンジェジェロさんと毎日平日はこの市場に野菜やフルーツを売りにやってきます。
「私の夫は毎朝早く自家栽培の畑に行って、その季節にできる新鮮な無農薬野菜を収穫してきます。それを毎朝ここの市場で売っているので、それは美味しい季節のサラダができるの!」 野菜だけではなく、ベアトリーチェさんの露店には、地鶏の生み立て新鮮卵や、ガーデンに咲く季節の花も売っているので、それは華やかな露店に飾られているのが特徴です!
3)Mercato metronio メトローニオ 市場
何故メトローニオ市場を訪れろと言われるにはいくつかの理由があるんです。(例えばマルコ氏の売るバイオダイナミック野菜、エヴェッテ氏の販売するヴィンテージ服、アレッサンドロ氏が栽培する花) しかしそれ以上に、戦後の天才エンジニアである Riccardo Morandi 氏が建築したイタリアを代表する市場建築の一つであるからなのです!今でも大変使いやすい、美しい建築要素を持つこの市場建築は有名なサンタモニカ市場も模倣したといわれるぐらいで、幾度も解体の危機を乗り越えてきた理由の一つと言われます。
沢山の市場の露天商の中で最も目に引くのがマルコさんのバイオダイナミック野菜です。「初めてこのバイオダイナミック野菜に出会ったときから、私は魅かれ情熱をもってこの商売に打ち込むことを決めました。何故ならこの方法は、伝統的な野菜の栽培方法をベースとしているからです。」とマルコ氏は熱く語ります。
商売を進めていくうえでもかなりの葛藤と難しさがあったそうですが、沢山の野菜を作るのではなく、2,3つの限られた少量の種類を栽培することによってそれを解決できたといいます。確かに彼の売り場には、季節によってたとえば夏は、ズッキーネ、トマト、ナスだけという選別した市場となっているのです。
4)Mercato campo marzio カンポマルツィオ市場
小さな規模の市場ですがかつてはとても重要なメルカート(30件以上の露天商が軒を並べていた時期も)出会った場所。
青空市場ではなく、屋根付き市場であるカンポマルツィオは今日たった3軒の八百屋、一軒の魚屋、花屋、バールとパン屋兼ピザ屋が存在する。 特にランチタイムはこの付近の会社員の人気のランチ場所となっており、沢山の人がパニーノやピザなどを食べにやってくるのでたいへん賑わっています!
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