ヴェネツィア通訳アシスタントご紹介 : 小山寿美子(コヤマ スミコ)
1)ごあいさつ
はじめまして、ヴェネツィア在住でアテンド通訳の仕事をしております小山寿美子と申します。
ヴェネツィアは、それぞれの街がそれぞれの美しさと特徴を持つイタリアの街の中でも、特に特徴的な街のひとつです。
車も電車も、自転車すら走っていない街。
街中を巡り流れる大小の運河には400を超える橋が掛かり、路地は細く入り組み「迷宮=ラビリンス」とも形容される街。
ちょっと何処かへ行こうという時でも、車でサッと移動という訳にもいきませんし
(移動手段は水上交通か徒歩になります)、橋は多くて歩くのは疲れるし、路に迷う事も珍しくない・・・その上名物(?)
のアックア・アルタ(高潮現象により街のあちこちが浸水する現象)の時には、
広場や路は水浸しで歩けない・・・。
初めていらっしゃる方にはちょっと不便な街、と映るかもしれません。
でも、その「不便さ」の先にはきっと、様々な、ハッとする事が待っています。
こういう世界や生活があるのか、と感じていただけるかもしれません。
車の走らない街の静けさ。橋の上から見る運河の美しさ。
何百年も昔の、そして水の上に建つ建物に暮らし続ける人達。
水の上に浮かぶ街の、息を飲むようなパノラマ。
細い路地の先に突然開ける、広場や運河。ゴンドラや、市民が利用する渡し船の往来。
船から荷物を下ろす人達に、救急車ならぬ救急船。賑わう市場に庶民的な居酒屋バーカロ・・・。
それ程広くはないヴェネツィアの街は、歩き易い靴で、路地を歩き回ると
その独特な美しさを肌で感じて頂けるのではないかと思います。
もちろん、ヴェネツィア本島だけでなく、ラグーナ周辺に浮かぶ他の島々に
足を延ばして頂くのも違った楽しみに出会えます。
歩く人の興味次第で、ヴェネツィアはいろいろな顔を見せてくれます。
皆さまそれぞれのご希望を伺いつつ、この街の滞在を私のご案内で楽しんでいただけたら幸いです。
2)経歴について
1971年 東京生まれ
1990年 日本女子大学附属高等学校 卒業
1994年 日本女子大学家政学部住居学科 卒業
1994~2005年 東京・埼玉にて、不動産会社に勤務(主に集合住宅の企画部署勤務)
2006年 ヴェネツィア建築大学 留学
2008年 ヴェネツィアにて、観光分野でアテンド通訳の仕事を始める
3)実績
- ヴェネツィア市内・郊外での一般観光アテンド通訳
- ヴェネツィア市内・郊外での法人建築視察アテンド通訳
- ヴェネツィア・ヴィエンナーレ(建築)法人見学者の同行通訳
- 法人の工場見学における逐次通訳
- ドロミテ、コルティーナ方面観光アテンド通訳
- 「mado in venice」等ヴェネツィア自治体主催イベントにおける逐次通訳
- ヴェネツィア映画祭にて法人アテンド通訳
- 医療通訳、警察への届出等の同行通訳 等