Mercato centrale (メルカート チェントラーレ):中央市場で現地食料品を調達!
イタリア人の胃袋が分かるメルカート(食料品専門市場)に行ってみましょう!
フィレンツェ中央駅から歩いて5分という便利な立地条件にある中央市場は、
観光客にとっても人気スポットとなっています。
近年改装された市場2階は(元々八百屋さんだった)「フードコート」に変身!
フィレンツェやトスカーナの伝統食料を使ったお料理が、その場で食べれるようになりました。
夜遅くまで開いているので、地元人にも人気のナイトスポットとなっています。
(個人的には、このフードコートは、ガヤガヤしすぎていて、あまり落ち着かないし、
金額も結構するので、あまりお勧めはしないですが・・・)
ショップ情報
住所;piazza mercato centrale 50122 Firenze
Tel. 055 055(firenze comune)
お店のご紹介
Mercato Centraleメルカートチェントラーレは、フィレンツェ市内でも有名な巨大屋根付き食料品専門市場です。
駅近くという素晴らしい立地条件と、1800年代の近代建築を代表する建物は買い物をしなくても
見る価値は十分あります!
1870年から4年に渡って建設されたフィレンツェを代表する近代建築であるメルカート(中央市場)の建物。
建築家であるgiuseppe mengoni(ジュセッペ メンゴーニ)氏は、当時のフランス流の市場を
インスピレーションして建設しました。
ですから近代建築を代表する新しい建築マテリアルである、鉄、ガラスを使用した事でも知られています。
ちなみに彼は、ミラノのドゥオーモ広場に面したショッピングモールである
ヴィットリオ エマヌエーレ二世ギャラリーをも手掛けた偉大なる建築家です。
以前は一階と二階と沢山のお店が開店しておりましたが、巨大スーパー等の登場で、
一時、二階部分はクローズして、一階が売り場である市馬に統一されていました。
(近年に2階部分が大改装されて、観光客に人気のフードコートになりました。)
中は、肉屋さん、八百屋さん、チーズ&ハム屋さん、生パスタ屋さん、花屋さん、大衆食堂等、様々なお店が並び、
写真も撮影可能ですので、見ているだけでとても面白い市場です!
お土産に打ってつけの、トスカーナの美味しい食材の数々が並んでいます。
生鮮食料品は、持って帰ることはできませんが、保存のきく乾燥ポルチーニ茸や乾燥トマトは、
真空パックにしてスーツケースに入れる事ができるので便利です!
お肉屋さんや八百屋さんでは、勿論お土産といっても余り買うものはありません(見るのはとっても興味深いですが!)
もし日本に持って帰りたいという、イタリアトスカーナならではのお土産ものでお薦めなのが、
この乾燥ポルチーニ茸です!
日本でも売ってはいますが少量でものすごく高く、あまり香りがない物が多いですが、
ここ本場のトスカーナで買うポルチーニはとっても香りがよく、自分でその香りと質と値段でセレクトして、
好きな分量り売りで購入することができるのです! これは便利ですね!
しかも真空パックになっているので、スーツケースの下の方に敷いておく事が出来て、幅も取りません!
イタリア料理好きの方にはもってこいのお土産ですね。 。
中央市場の中にはこの様に、沢山の種類のポルチーニ茸の乾燥物が並べてあるので、
実際に予算に合わせて、自分のお好きなポルチーニ茸を選べます。
リゾットやパスタ、お肉のソース等に使ったら、それだけで香り高い高級料理になりますよ!
目を引くのは、ドライフルーツのカラフルな色と美味しそうな香りです!(上写真)
中央市場の中で結構観光客が買っているお土産のなかに、このカラフルなドライフルーツがあります!
つい目を惹かれてしまう色の美しさは、割とお値段は高いですが、
少し旅の途中に糖分補給で食べるのもいいかもしれませんね。
フルーツの種類も様々で、バナナ、オレンジ、キウイ、イチジク、から、
珍しいパパイア,モモ、メロン等、があります。
興味深いイタリアのお肉屋さんのワイルドさ!
是非見ていただきたいのが、このお肉屋さんのウィンドゥです!
日本のお肉屋さんの様にもうすでにスライスしたお肉は一切売っていません!
全てが、塊もしくは、皮を剥いだ状態の姿でショーケースに並んでいるので、慣れていない日本人の方には、
とってもグロテスクな光景です!
しかしイタリア人の買い物客は、自分の買うお肉がどんな形をしているのか、
見て、その部位がいいとか、指定できるのですから、この方が自然という事なのです。
写真はフィレンツェの有名なキアーナ牛のティーボーンステーキに使われる部位です!
お薦め商品
モデナ特産のバルサミコ酢も色んな種類があります!
4年物から8年物、12,14,20年物まで値段も様々。。。
ここでは、バルサミコ酢を味見できる食料品店もあるので、是非試食をしてみてはいかがでしょうか?
意外とスーパーではパッケージだけ見て決めて日本に帰ってから、味が合わなかったという失敗がありますが、
ここでは自分が試食して自分がいいと思った品物を購入できるのが魅力です。
(品物はセレクトされたものを置いているのでお値段は割と高めです)
一つ30キロ以上あるというパルミッジャーノチーズを丸ごと見る事ができます!
イタリアのパスタ料理には必ずかけるという、パルマ近郊特産のパルミッジャーノチーズ。
真空パックにして売っているのでお土産にもお薦めです。
ただ、パルミジャーノはスーパーのほうがお値段は安いです。
こんな大きい生ハムが並んでいるのを見るのも雰囲気ありますね!
スライスした生ハムしか見た事のない日本人の方には、こんなに大きい豚のモモの部分丸ごとの生ハム全体を
吊るしている食料品店は見ているだけで豪快ですね。。
(市馬の2階のフードコートの様子)