フィレンツェガイド紹介:平井希代子(ヒライキヨコ)

ガイドの紹介  平井希代子 (ひらい きよこ) 

ガイドからのご挨拶

初めまして。

フィレンツェの美しさを愛するガイドの平井と申します。

全体に素敵な建築、彫刻、絵画が散りばめられた宝石のような

フィレンツェの魅力、写真やお買い物スポット、

絵になる風景の数々を、日本の皆様に是非、

ご紹介させていただきたいと思っております。

 

 

イタリアが初めての方にも分かりやすい言葉で、

なぜ、この町でルネサンスが起こったのか。」

説明させていただきます。 

 

 

トスカーナ州の絵画修復家免許を持ち、

特技は絵画やブロンズ彫刻を作ることです。 

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

イタリア国家試験 公認観光ガイドライセンス

< 履歴 >

昭和58年3月(1983年)大阪府吹田市立山田第二小学校卒業

昭和61年3月(1986年)大阪府茨木市立西陵中学校卒業

平成元年3月(1989年) 私立梅花高等学校卒業

平成元年4月(1993年)私立甲南女子大学文学部仏文科に入学

平成5年 3 月( 1 9 9 3 年)甲南女子大学文学部仏文科を卒業、

フランス語の第一種教員免許取 得

 

平成5年3月、(株)NECシステム建設に入社し秘書業務に携わる。

渡伊のため、翌年退社。

 

平成6年 10月 シエナの私立語学学校 ダンテ・アリギエーリに半年留学、

最終の第六レベルのディプロマ取得。

 

平成7年 3月 国立ペルージャ外国人大学へ通学。

9ヶ月で第五レベル(文化科)卒業。

平成7年10月 フィレンツェの美術修復学校 パラッツォスピネッリ入学

平成10年7月 同校を卒業時

トスカーナ州公認の絵画修復家免許を取得

平成10年10月 国立フィレンツェ芸術大学アカデミア本科絵画科、入学

 

在学中、アカデミアのジョバネッリ教授とモンテカティーニ図書館の企画により、

二年に渡り 19校の小学校に派遣され、

トスカーナの昔話をテーマに子供達への絵の指導を行う。

 

平成16年3月 同校の4年制のMagistraleの課程を110 e lodeにて卒業

 

平成16年10月 国立フィレンツェ芸術大学アカデミア絵画修士課程に入学

 

平成19年3月 同校の修士課程, Masterを110 e lodeにて卒業

平成26年4月より現在に至るまで、私立語学学校Scuola Toscanaにて、

日本語教員として イタリア人及び外国人の日本語指導に従事

 

日本語能力試験JLPT受験者も指導中である

 

平成26年11月 フィレンツェ市庁舎、500人広間のコンクールにおいて、

ブロンズ彫刻作品で受賞し、表彰される。

平成27年3月トスカーナ州公認 ライセンス・ガイド免許証(日本語・イタリア語・英語)を取得。

 

(Tecnico qualificato guida turistica, Livello di qualificazione europeo III.c)

 

平成28年2月より Scuola Toscanaの仕事と並行し、

私立Mummu Academyにて、日本語講師として勤務。

 

<文化活動の履歴 >

1994年より、イタリアに在住。

シエナのダンテ・アリギエーリとペルージャ外国人大学にて

イ タリア語を学ぶ。

 

ペルージャでは最終段階の第五レベルを修了、

文化科の語学ディプロマを取 得。

 

1995年よりフィレンツェの美術修復学校パラッツォ・スピネッリに入学、卒業

トスカー ナ州公認の絵画修復家の資格を取得。

 

国立美術修復学校オピフィーチョの元教員であり、

カラ ヴァッジョ等の名作の修復に携わった美術修復家レオナルド・パッセリに師事、

線描のグラ フィックと水彩画を学ぶ。

 

 

1 9 9 8 年、フィレンツェ国立アカデミア絵画科に入学、

ロベルト・ ジョバネッリ教授に師事、

2004年同校の本科、マジストラーレを110点満点で卒業、

イタリ アの大学卒業資格を取得。

 

 

この間、ジョルジョ・モランディの元弟子、ヴァイロ・モンガッティ 教授に師事、

エッチング技法の版画技術を習得。

 

 

人物画の古典技法や解釈、解剖学を中心に学 ぶ。

 

平行して3年にわたり、ガブリエラ・フォルクッチの美術修復工房に助手として通う。

2004年、フィレンツェ国立アカデミア大学院修士マスターコースの絵画科に首席で入学。

2007 年110e lode にて同校を卒業。

 

テーマは、静物画に関する東西比較文化論。

 

 

2000年、2001年とフィレンツェの国際会議場で

『EVA2000』、『EVA2001』(科学技術と文化 財保存に関する国際会議)にて、

主催者である現フィレンツェ大学副学長カペッリーニ教授の 依頼で、通訳を務める。

 

 

作家としては、肖像画家、エッチングやリトグラフの版画、

ブロンズ彫刻を中心に制作と展示 を行う。作家略歴は以下の通り。

 

2003年  油絵『風』がフィレンツェ賞の最終選考に残り、

カフェ・ジュベロッシで展覧会。

 

2004年、『Passeggiata散歩』

第三十八回ナショナル・コンクール“Citta di Lastra 2004”新人賞の第一位受賞。

 

 

当作品はラストラシーニャ市の買い上げで市のコレクションに入り、

同市内 Spedale S. Antonio にて、

受賞作家として個展開催。

 

 

2005年のイタリア賞に『あやとり』を出品、

モンテルーポ・カプライアのEx Fornace Pasquinucciの個展の招待作家として、

2006年に展示。

 

 

同 年、肖像画でイタリア賞の上位受賞、

北イタリアのガルダ湖沿岸チェチナの芸術祭 “Settimana d’arte” に

招待作家として肖像画の連作を出品、展示。

 

 

2006年、ラストラ・ア・シーニャ市主催 の

Villa Caruso Bellosguardoでの7人展に参加。

 

 

2007年末と2009年1月、クレモナのギャラ リー ”Immagini Spazio Arte” にて、

ジャンルイージ・ガルネーリ教授の紹介による個展開催。

 

 

展示作品は、2 0 0 4年から2 0 0 8年にかけての人物画と静物画。

 

 

2008年、エッチング版画 『Coniglio sdraidato』で、

“Concorso Nazionale Citta di Lastra 2008” にて、

グラフィック部門第 一位を受賞。

 

 

2008年、第四回「ロシア現代芸術週間・国際展覧会とコンクール」

(The 4th International Exhibition &

Competision of contemporary Arts, Russian Art Week)にて、

古典絵画部門 の第二位受賞。

 

 

2010年より、ピエトロ・アンニゴーニの弟子、

シルベストロ・ピストレージに師事、

個人アト リエにてテンペラ・グラッサのアンニゴーニの絵画技法を伝授される。

 

2011年3月から2013年9月まで、

フィレンツェの歴史的な美術協会・芸術家サークル”ダンテの家” (1843年創設)にて、

トスカーナ州の古文書館および画廊の管理を任され、

通訳・秘書とし て勤務。展覧会やクラシック音楽のコンサート、

講演会のオーガナイザーを務める。

 

 

< 職歴>

2000年、2001年と国際会議場で

『EVA2000』、『EVA2001』

(科学技術と文化財保存に関する 国際会議)にて、

主催者である現フィレンツェ大学副学長カペッリーニ教授の依頼で、

岐阜県 副知事の為の通訳を務める。

 

 

2001-2002年 フィレンツェ芸大のジョヴァネッリ教授の依頼で、

モンテカティーニ私立図書館と の共同プロジェクトのため、

9つの小学校を回り、小学生のための絵画指導を行う。

 

『ピノッキオ』生誕1 0 0周年を記念し、

同教授とコッローディ財団の依頼で、

木版画挿絵を制 作、本が出版される。

 

2003年 文化人類学博物館館長、

B.キアレッリ教授著作の科学書の挿絵を手がけ、出版される。

 

2003年から2012年にかけ、

横浜の青木絵画修復工房主催の日本人学生対象の集中講座の通訳と

コーディネーターを務める。

 

 

開催場所は、美術修復学校P.Spinelli教員で

大学教授の修復家ガブ リエラ・フォルクッチの個人工房。

 

2 0 0 7年~ 2 0 0 8年、トリノの東洋美術館のオープニングの国際会議に備え、

フィレンツェのオピ フィーチョ・ディ・ピエトレドゥーレの奨学生で、

東京芸大博士号取得の岡田博士の論文を翻 訳。

 

 

論文の内容は、日本の鎌倉時代を中心とした木彫技術と歴史的変遷。

 

2010年より2019年2月現在まで、

イタリアにて日本語教育を行う。

 

 

2011年、日本の絵画修復家の依頼により、

画家カルロ・ドルチの美術史の調査報告書を翻訳。

 

ユネスコ勤務の美術評論家チェチリア・サンタネッリ博士が調査を担当。

2011年3月から2013年9月、

2017年10月から2018年12月まで、

フィレンツェの美術協会・

芸術家サークル”ダンテの家” (1843年創設)にて、

トスカーナ州の古文書館および画廊の管理を任され、

通訳・秘書として勤務。

 

 

館内での展覧会、クラシック音楽のコンサート、講演会のオー ガナイズを補助。

 

2013年2月、同協会の歴史的変遷の紹介記事を日本語に翻訳、

 

 

デプリオンとインターネットの シートに掲載。

 

 

2013年3月より、京都の日本イタリア協会・フィレンツエの美術協会『ダンテの家』、

パピー ニ文化協会の主催で、

ユネスコ後援のフィレンツェ市、京都市公認の姉妹都市活動

( K y o t o - Firenze, Firenze-Kyoto Gemellaggio Italo-Giapponese)の

オーガナイザー、コーディネーター、通訳 を兼任。

 

 

美術展覧会と、フィレンツェ市庁舎ヴェッキオ宮の500人広間、

及び美術協会『ダ ンテの家』のクラシック音楽のコンサートが開催された。

 

 

演奏家は日本全国からの選抜コンクー ル”2013 Musica Arte” の受賞者で、

若手日本人音楽家達。

 

 

この催しで、ダンテの家では、

日本人芸術家13名による絵画、彫刻、書、陶芸などの

美術工 芸作品の合同展が開かれる。

 

 

開幕式に、キリシタン大名高山右近の作法を継承した「茶の湯」 の儀式、

閉会式には、書道家晃鳳によるパフォーマンスの通訳を担当。

 

 

この催しでは、京都の 高台寺の御協力で、

貴重な豊臣秀吉の奥方ねねの着物の精密な複製(重要文化財級の織物)が三 点展示された。

(ねねは高台寺で尼僧として生涯を終え、その衣類が保存されている。)

 

 

2013年11月、イタリア貿易振興会ICE主催のビジネスの企画で、

ウンブリア州とマルケ州の伝 統産業の生産輸出業者と日本人輸入業者のため、

ビール、オリーブ油等の工場・ワイナリー訪問の際の通訳に携わる。

 

 

2014年4月より、私立語学学校のスクオーラ・トスカーナに、

日本語教員として現在まで勤務。

 

 

2015年3月トスカーナ州公認免許、ライセンスガイドの資格取得。

 

 

2016年2月より、上記二項目と並行し、

私立学校Mummu Academyの日本語講師となる。

 

2015年 8月、ミラノの「食の祭典」にて、

ICE主催のイタリアの生産者と日本の輸入業者のため のビジネス通訳に携わる。

2016年、ICE主催リミニのジェラートの見本市にて、輸入業者のためのビジネス通訳。

 

2017年5月、ボボリ庭園の彫刻ほか重要文化財保護の目的で、

GUCCIが2百万ユーロ寄付。

 

 

こ れに伴い、500名のGucciの顧客やバイヤーがイタリア一週間旅行に招待され、

多国籍の21名 のライセンスガイドが選抜・起用された。

 

 

イベント期間、G U C C IのS c a n d i c c iの製造企画所 (靴、鞄の製造工程)の通訳、

及び、ボボリ庭園・P i t t i宮殿・銀器博物館・ヴェッキオ橋等、

フィレンツェ市内観光の日本語ガイドとして、約30人の日本人招待客の担当を務めた。

 

2018年と2019年、一月開催のRiminiのジェラート見本市にて、

SIGEPプロジェクトのため、制限 時間以内に10件のイタリアの製造業者を

日本人輸入業者と訪問、交渉する商業通訳を行う。

 

 

主催は、ICE(Italian Trade & Investment Agency イタリア政府機関の貿易振興会)。

 

 

2019年、Milano Translationの依頼により、

電気工学部関係の37ページの機械の解説文を英文 和訳、

ファッション関係のFieraのインターネットのシートの伊文和訳を行う。

 

語学教員としては、Scuola Toscanaの日本語教員と

Mummu Academyの日本語教育責任者を兼任、

J L P T 日本語能力検定試験、ヴェネツィア大学・ナポリ大学の進級・卒業試験の指導を行う。

 

 

2018年、Scuola Toscanaにて、イタリア人日本語上級者の

日本語ライセンスガイド試験準備のた め、

美術史、考古学の指導に携わる。受講者は合格。

 

Sorgane の日本語補習校では、非常勤講師として小学生の日本語指導を行う。

 

日本語ガイドとしては、

フィレンツェ中心街、ウフィッツィ美術館、ピッティ宮殿、ボボリ庭園、

サンロレンツォ教会メディチ家礼拝堂、

ドゥオーモ大聖堂、オルサンミケーレ教会、

シニョー リア広場、ウフィッツィ美術館内観、

ヴェッキオ橋、サンタクローチェ教会などを団体や個人 の観光客に解説。

 

 

英語ガイドとしては、聖ジョバンニ礼拝堂、大聖堂、

ドゥオーモ美術館の見 学ツアー及び、

Last MinitesツアーのUffizi美術館内観などの案内を米国人観光客を中心に行う。

 

< 外国語 >

英語:1992年日本にて、実用英語能力検定試験(英検)二級取得。

フランス語: 1993年日本の大学のフランス文学科において、

フランス語の第一種教員免許取得。

イタリア語:
1995年3月 シエナの語学学校ダンテ・アリギエーリにて、最高の第六レベルのディプロマ取得。 1996年9月ペルージャ外国人大学の文化科、イタリア語の最高の第五レベルのディプロマ取得。

 

2015年3月、フィレンツェのライセンス・ガイド免許(イタリア語・母国語)

同年12月英語 免許取得。

 

<作家活動・受賞歴>

2003年 第21回フィレンツェ賞 油絵の『風』で、

視覚芸術部門のファイナリスト

2004年 イタリア賞 絵画部門 『あやとり』が上位受賞

 

2004年 第38回ナショナルコンクール“Citta di Lastra 2004”にて、

絵画『Passeggiata』 で 若手部門の一位を受賞。

 

2004年 第22回フレンツェ賞 ファイナリスト

2005年 イタリア賞絵画部門、チェルタルドのプレトリオ宮個展の権利獲得。

 

2005年 第23回フィレンツェ賞 ギャラリーVia Larga での展示権利獲得。

2006年 イタリア賞の結果、北イタリア、ガルダ湖沿岸のチェチナでの個展開催権利を獲得。

 

2006年 第40回ナショナルコンクール “Citta di Lastra 2006”で

絵画部門 プレミオ・ディ・デイプロマ受賞。

 

2007年 ガルダ湖沿岸でプレミオ・パルマドーロに参加し、入選。

 

2008年、第四回ロシア現代芸術週間・国際展覧会とコンクールに於いて、
(The 4th International Exhibition & Competision of contemporary Arts, Russian Art Week)

古典絵画 部門の第二位受賞。

 

2008. 第42回ナショナルコンクール “Concorso Nazionale Citta di Lastra 2008”で、

グラフィック部門第一位受賞。(エッチングの版画)

 

2013年7月「ダンテの家」開催の京都市と

フィレンツェ市の姉妹都市活動Kyoto-Firenze,

Firenze- Kyoto Gemellaggio Italo-Giapponeseの展覧会に参加。

 

「ダンテの家」の芸術家審査会より、

ブロ ンズ彫刻 “Speranza in Arma Bianca”と

版画作品にてコンクール第三位を受賞。

 

 

2014年11月 フィレンツェ市庁舎ヴェッキオ宮殿の500人広間で開催された

コンクール“Premio Tutte le Arte”にて、

ブロンズ彫刻 “Speranza in Arma Bianca”により受賞。