テルマエロマエのイタリア人の風呂好きは今でも本当か否か？？

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Buon Giorno!
ボンジョルノ！
おはようございます！

フィレンツェ観光ガイドサービス&
ブライダルフローレンス（海外挙式プランナー）

代表片庭未芽（カタニワミメ）です。

今日も開封していただき、誠に有難うございます。

イタリアは， 4月になって、ますます良いお天気が続き、トスカーナ州のCampagna=田園地帯には,美しい花々が咲き乱れ,最高のシーズンに入ってきました!

さて，こんな時期にイタリアでとても人気なスポットが，Termeテルメ=温泉なのです。

最近はイタリアのあちこちに、こういったTermeテルメやSpaスパスポットができてきたので，硫黄温泉や，ジャグジーや，サウナなど，大変立派なテルメ施設が充実してきました。

日本の温泉と全く違うのが、男女混浴と言う部分です。
もちろん全裸ではありません。必ず水着を着用して、テルメに入ります。

ですので，日本人の方にとっては「温泉プール」という感じになって、なんだか，本当の温泉に入っている気分ではないかもしれません。

でも，利点としては、家族全員で入ることができるので、一緒に1日過ごせると言うポイントがあります。
ですから，カップルの方でも，お友達全員でも、一緒にテルメで、お昼を食べたり、マッサージをしたり、温泉もゆっくり楽しんだり、としながらというのが、イタリア人のテルメバカンスの過ごし方です。

トスカーナ州も，大変濃い硫黄泉が、有名なので、イタリア1だけでなく、ヨーロッパ中から，この温泉に入るバカンス客が，大変増えていると言う統計です。

私のオススメは、
Terme Di San Giovanni(シエナの南)
Terme Di Saturnia(硫黄泉の段々畑になっている自然温泉)
Terme Di Venturina(海近くの古代エトゥルスキ人の温泉)
TERME Di Petrolio(川近くの硫黄泉)
です！

是非、皆様もイタリアテルメ体験に
いらしてくださいね！

最近日本でも，映画テルマエロマエが大変流行したと聞いておりますが，かつて古代ローマ帝国時代には，イタリアのどこの街にも，必ずテルメがあったと言う記録が残っています。

古代ローマ人が相当なお風呂好きだったということが、よく知られています。

じゃあ実際に今現在はイタリア人は本当にお風呂好きなのでしょうか？

実はイタリアには，各家庭にバスタブがあるお家がすごく少ないのです。

もちろん，シャワーはあります。

でも，イタリア人は毎日お風呂(シャワーも含め)に入る人は数少ないのです。。。。

日本人の方にとっては「えー！イタリア人汚ーい。」という歓声が聞こえてきそうですが，
実はイタリアは，日本に比べるととても湿度が低く乾燥しているので、あまり汗をかきません。
特に冬は，私の知り合いでも、約1週間はシャワーを浴びずに，顔とビデ(日本のビデと違って、ちゃんと手と石鹸で洗う「シモようの洗面台」)だけで過ごしていると言う人も少なくありません。。。。

ただし，彼らが言うには，毎日シャワーを浴びていると，肌が乾燥しすぎて良くないと言う言い分なのです。
確かに、最も乾燥する秋から冬にかけて，何日かおきにシャワーを浴びる方が，肌があまり乾燥しなくていいと言う，イタリアの皮膚科のお医者さんの意見も聞いたことがあります。

イタリアに1度がいらっしゃった方は，日本よりもかなり乾燥しているので，いつもよりも、クリームの量が2倍必要だったり，髪の毛がパサパサとしてきたりと。。。言う実感を感じた方も、少なくないと思います。

というわけで。。。
簡単に浴びることのできるシャワーの方が，イタリア人の各家庭には多く，
バスタブだったところが，シャワーに改装してしまうと言うのが最近の流行です。
(勿体無い！！)

残念ながら、私の家にはバスタブがありません。。。
なので、実家に帰ると温かいお風呂に入るのが、とても楽しみなのです！

追伸:

実は、私達家族もこの春にテルメに行って来ました！
Terme Di Petriolo
テルメディペトリオーロ
と言う，トスカーナ州にある，緑と川に囲まれた，硫黄温泉です。
とても良いお天気で、あまり人も多くなく，最高のテルメ日和でした。

ところが…
突然，テルメに入って日光浴をしていた人たちが，テルメから全員上がりだしました。

私たちは，訳が分からずそのままテルメに浸かっていたときに，施設の係員が来て，「今すぐこのテルメから出てください」と言われたんです。

後でわかったことですが，小さなお子様が，テルメの中で用をたしてしまったようで，
それに気づいた，お客様は，全員上がることになったと言うことなんです。。。。

最後まで，気づいていなかった私たちは，その温泉にしばらく使ってしまいました…

もちろん，帰りはきちんとシャワーを浴びて帰りました。。。。

(お食事中の方は大変失礼致しました。。。)

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