イタリアの想像を絶するストライキには、要注意です!

Buon Giorno!
ボンジョルノ!
おはようございます!

フィレンツェ観光ガイドサービス&
ブライダルフローレンス(海外挙式プランナー)

代表 片庭未芽(カタニワミメ)です。

今日も開封していただき、誠に有難うございます。

5月に入りイタリアは、まだ朝晩は寒いですか,日中は20度以上に上る,初夏の日差しになってきた,今日このごろでございます。
皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?

日本は,今ゴールデンウィーク真っ只中ですよね!

イタリアは、5月1日は,労働者の日と言うことで,祝日になっています。

でも,今年は5月1日が日曜日に重なってしまっているので,あまり祝日と言う感じがいたしません。。。。

労働者の日と言うと,やはり日本でも昔あったストライキ=「春闘」と言う言葉を思い出す方も多いのではないでしょうか?

労働基準法や,賃金改正や,年金法などの改正に対し,労働者保護のための労働者たちの集まりである労働組合が、雇用側の行動に対して反対をするために,労働を行わないと言うのがストライキです。

しかし,今となっては,日本ではほとんど死語になっておりますこの「ストライキ」なのですが。。。。
実はここヨーロッパでは,未だにこの「ストライキ」が多く発生するのです。。。
特にフランスが,有名で,近年では,エアフランスの職員が2ヶ月以上のストライキを行ったことも記憶に新しいものです。
(同じ時期に,ルフトハンザもストライキを行ったので,日本の方もかなり被害にあった方もいらっしゃるんではないでしょうか?)

さて,イタリアのストライキも、かなり有名で,特に週末に近い金曜日か、又は週始めの月曜日などに行われる場合が多いのです。

しかも,ストライキにもシーズンと言うのがありまして,バカンスシーズンである7月から8月に行われるストライキは割と少ないのです。

何故かと言うと,労働者たちがバカンスに入っているので全員が集まらないので、あまりストライキをしても誰も困らない= 主張が通らないというのが理由です。

ですのでバカンスが終わった9月の中旬ごろからは、毎週ごとにストライキが行われることがあります。
(ひどいときには週に2回も行われることが!)

しかし。。。「ストライキ」と一口で言いましても,いろんなタイプのストライキがあるのをご存知でいらっしゃいましたでしょうか?

特に旅行客を大変悩ませるストライキは,公共交通機関のストライキですよね。。。

地下鉄や,市バスさらに国鉄も巻き込んで行われるかなり大規模なストライキの時は,旅行客の方も,移動手段がなくなり,さらにタクシーもみんな利用するので、タクシー乗り場には長蛇の列…と言う状況になります。

そんなストライキの時は,イタリア人の人も移動手段にすごく困るので,仕事や学校から帰れない人たちは,家族が迎えに来たりするので,道路状況も、ものすごい渋滞するのはそのためなんです。

日本在住の日本人の方にとっては,ありえない状況であって,折角決定された旅行予定を進めることができなくなったりするので,かなりイライラされたりナーバスになられる方も多いと思います。

じゃぁ,イタリア人の方はどのように捉えているかと言うと。。。
「ストライキなんだから仕方がない」,
「いつものことだから仕方がない。」
「イタリアなんだからしょうがない」
と言うように,割と客観的に捉えている人が多いようです。。。。

実は、公共交通機関のストライキだけでなく,イタリアには、いろんな種類のストライキがあるのです!

公立学校の職員のストライキ
(教師、事務員、清掃員など)

国立美術館、博物館の職員のストライキ

航空会社や空港のセキュリティーチェックの職員のストライキ

ジャーナリストのストライキ

駅構内の荷物預(デポジット)の職員のストライキ

その他。。。。

上記に挙げた
「ジャーナリストのストライキ」では、
例えば、
サッカー中継の放送では、カメラだけがまわっているのですが、「実況中継をするアナウンサー=ジャーナリスト」がいないので、
「ゴール!!」とか、「これは、ファールですね!」とかコメントする声が全く聞こえなくて、
なんだか、とても寂しいサッカー放送になる訳なのです。。。

上記に挙げたストライキの殆どが「市民を困らせる」タイプなのですが、実は、市民にとって「すごく良いストライキ」というのがあります!

それは、何かと言いますと。。。
「高速道路料金所の職員のストライキ」
なのです!

もう、ご想像出来ると思いますが。。
料金所に職員がいないので、
高速道路料金は「無料」!!
になるからなのです!

これは、その日に当たったら、ラッキーですよね。

<<<<<<<編集後記>>>>>>>>

最近、イタリア人の友人で、とっても愛妻家の
方に「僕は、毎回出張に行くと、妻に"ランジェリー"を買って、プレゼントするんだ」
という話を聞いて、「へー、羨ましい!!」
「奥様は本当に愛されているのね〜!」
とイタリア人ママ友と、話していました。

帰宅した私の主人Francescoフランチェスコに
その話をして、「貴方は一回もそんな素敵なプレゼントしてくれた事無いわよね-。
最初は花束とか一回プレゼントしてくれたぐらいでさ。。。」
と言うと。。。。
なんと、翌日、反省したのか。。。!?「Intimissimo」インティミッシモ(イタリアのランジェリーShop)の袋を持って帰って来たのです!!

「Grazie!Amore!」=
(有難う、アモーレ!!)
と言って、プレゼント袋を開けてみると。。。

「か、か、からし色!?」
の全然可愛く無い色
(いわゆる、オバタリアンチックな。。。)
ランジェリーが入っていて。。。

「ね-、なんでこの色を選んだの。。。!?」

と聞くと。。、

「店員に勧められた物を買ってきた」

というのです。。、

「いくら何でも、趣味悪-い。。。!」

ということで、その後、大喧嘩に。。。
結局そのランジェリーは、箪笥の肥やしになっています。。。。

 

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