職人の町フィレンツエで工房見学してみよう! | フィレンツェプライベートガイド

*

職人の町フィレンツエで工房見学してみよう!

公開日: : 最終更新日:2017/11/04 コース内容と費用

 

[ARTIGIANO]職人の街フィレンツェで伝統工芸に接する!

ルネッサンス美術の革命を支えたのはフィレンツェの職人レベルのアーティスト達

ボッティチェッリも、ブルネッレスキも、元々は職人から出発した芸術家なのです。
フィレンツェにはヨーロッパ一と言っていいほどの腕のいい職人達が集まっていて、それが基礎に存在したおかげでこれだけの美術の革命が起こったと言われているほどです。
そんな今でも中世の伝統的な手法を頑固に守っている職人工房を覗いてみませんか?美術館に置いてあるような、貴重価値のある作品を今でも生み出す職人さんが、彼らの魂を込めて一つ一つの作品を作っている真剣な眼差しは、今でも変わりません。日本と同じで伝統を守ろうとする姿勢は、今でも受け継がれているのが分かります。
しかし、職人の高齢化が進み、若者の担い手が減少する今日この頃は、これからの職人の将来があまり明るくないというのも事実です。

行程詳細(順序はホテルや、スタートの位置関係で前後する事がございます)

image観光スポット1:この道50年ー60年という、人間国宝の様な職人さん達はいつも笑顔で迎えてくれます!
日本の堅気な職人さんは、無口で余り、部外者に入ってこられるのを嫌がりますが、イタリアではそこが違います。
この写真の職人さんも皮革職人学校「scuola del cuoio」サンタクローチェ教会の修道院を改装して作った職人訓練校の職人さんの一人ですが、この道50年以上の彼は、いつでも笑顔で彼の作業姿を見せてくれます。
そして、彼のレザーに接する手は時に厳しく、時に優しく、本当にこの仕事を愛してやまない職人の心が伝わってきます。
image観光スポット2:「レザースクール」フィレンツェは皮革の街と言っていいほど、いい職人さんが昔から存在します。
元々フランチェスコ修道会の修道院だったフレスコ画等が残るこの工房は、見た目も少し美術館の様な建物にあります。
廊下の部分には職人さんの作業机が並んでいて、いつでも職人さんの作業を予約なしでも見学することが可能です。
近年、日本のテレビや新聞にも取り上げられているのでガイドブックにも出てくる有名な工房ですよ。写真は、フィレンツェ独特の皮革に金文字を焼きつける作業です。
image観光スポット3:大理石職人「pietre dure」貴石加工工房は、メディチ家の生み出した伝統職人芸です。
ウッフィツィ美術館や、ピッティ宮殿内にはメデイチ家が代々家宝として宝石箱の様に持っていた「stipo」スティーポと名付けられた家具があります。
その扉の装飾がこの「pietre dure」=貴石加工と言われる全て天然の石をデザインに合わせてカットして合わせていくという伝統工芸です。
メデイチ家の礼拝堂の内部装飾も、この装飾が使われているのは、石というのは絵の具と違って色褪せません。「メデイチ家の永遠の繁栄」=色褪せない一家、永遠の命をモットーとして、考え出されたと言われ16世紀から今現在に受け継がれている職人芸です。
写真は、職人さんが、デザインに合わせて大理石をカットしている姿です。気の遠くなるような作業なのです!
image観光スポット4:フィレンツェの老舗工房lastrucciラストゥルッチは腕のいい職人が集まります。
この作品は、この工房の跡取り息子さんヤコポ氏が、ローマのシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの「巫女」の一部を抜粋して作っている途中です。
一つ一つ細かい色の微妙に違う天然石を選んでは合わせるという、根気のいる作業です。
image観光スポット5:フィレンツェ発祥のカラフルなマーブル紙は、見ているだけで幸せになれるカラーバリエーションです!
日本の墨流しから、ヒントを得ているというこのマーブル紙=大理石の様な模様を施した紙。実際に職人さんが沢山の色を落としていって、それを装飾棒や、ブラシ等で不思議な模様を生み出していく過程は、見ていて本当に感動します!!
image観光スポット6:出来上がったマーブル紙は、ステーショナリーになって商品化されます。
マーブル紙は、元々本の裏表紙として利用されていましたが、今現在はお土産ものとしての商品化がされて、人気なのは、写真立て、文庫本カバー、手帳、鉛筆、ペーパークリップ等があります!

 

 

お薦めコースランキング

ランキング1位 やっぱり美術鑑賞コース

初フィレンツエの方にはお勧めです!フィレンツェの必見スポットを丸ごと網羅した行程半日観光(約3時間コース)または一日(7時間コース)が選べます!<見学場所例>ドウオーモ(花の大聖堂教会)-シニョーリア広場ーヴェッキオ橋ーウッフィツイ美術館-ミケランジェロ広場等

詳細をみる

 

ランキング2位 ほっと一息トスカーナ州

斜塔で有名なピサの町は海洋帝国として知られ、”奇跡の広場”には、その繁栄を残すドゥオーモや洗礼堂がそびえ立っています。またガリレオの出身地としてピサ大学(イタリアで4番目に古い大学)も今でも健在です。<見学場所例>ピサ斜塔 ◆シエナ・サンジミニャーノ ◆オルチャ渓谷 ◆キャンテイ地方 ◆チンクエテッレ ◆ルッカ ◆アレッツオ等
詳細をみる

 

ランキング3位 職人工房見学・体験もの

フィレンツエは昔から職人さんの腕がいいのでこれだけたくさんの有名ブランドの工場があるのです。ハイヤーを利用して沢山廻ることもできますし、工場によっては公共機関を利用していくことも可能です。
<見学場所例>アウトレット(グッチ・プラダ)から、皮細工・靴職人等の工房見学・イタリアン料理・語学教室・ワイナリー見学、乗馬体験等

詳細をみる

 

 




関連記事

サルデーニャ観光

イタリア高級リゾート地として知られる サルデーニャ島は「美しい海」だけではありません

記事を読む

北イタリア;ドロミテ渓谷、アオスタ渓谷の自然世界遺産の旅

◆北イタリアのオススメ「自然世界遺産スポット」 1)アオスタ渓谷 イタリアの北西:TORIN

記事を読む

コース2 カターニャ観光(憧れのタオルミーナやシラクーザにも!)

◆初シチリア&カターニャ観光の方にはお勧めです!   シチリアの第二の都市

記事を読む

コース1 パレルモ観光必見スポット

◆初シチリア&パレルモの方にはお勧めです! シチリアの魅力ある街パレルモの必見スポッ

記事を読む

テルメ&スパ体験!

テルマエロマエの国でイタリア式の温泉に入ってみましょう! イタリアといったら「

記事を読む

芸術家のアトリエでアート体験!

アートコースは、一日体験からでも1週間でも体験コースが選べます! ルネッサンス

記事を読む

no image

コース2: 可愛いTRULLIのアルベロベッロの町観光

南イタリアで最近特に人気のアルベロベッロの街は、「御伽の国」のような可愛いトゥルッリの街

記事を読む

コース1: 洞窟住居の町マテーラ

記事を読む

コース4 ロマンチックな「アマルフィ海岸」堪能コース

  映画「アマルフィ」で一躍有名になったアマルフィ海岸は、断崖絶壁の厳しい地形をうまく利用して

記事を読む

コース3 カプリ島で神秘的な「青の洞窟」見学コース

半日観光(4時間)または 一日観光(8時間)となります。 <見学場所例> ナポ

記事を読む

  • フィレンツエ裏スポット30

    現地在住ガイドが教える!イタリア・フィレンツエ・トスカーナ旅行に出発する前に、これだけは知っておきたい穴場スポット(観光場所・レストラン・トスカーナのお薦めスポット)
  • お問い合わせ先

    電話番号(イタリアの携帯番号)
    39-339-547-1163
    スカイプ(skyspane)番号
    mimekataniwa
    メールアドレス
    info@guideassociation.com
    LINE ID
    firenzemime
  • LINEでのお問い合わせ

    LINEでのお問い合わせ・ご相談などはこちらからどうぞ!

  • 代表者ご挨拶

    はじめまして! 現在フィレンツェ在住の公認ライセンスガイド片庭未芽(カタニワ ミメ)と申します。 FIRENZEやTOSCANAに個人旅行でこられる方に、パッケージツアーでは絶対味わえないこの地方のすばらしさを体験していただけると思います。 日本から来て下さり、私を指名して下さった皆様に、支払っていただいた金額以上にご満足ただけますよう、誠心誠意勤めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
  • 公認ライセンスガイド免許証

  • 片庭未芽さんを推薦します!

    横浜相鉄ビル眼科医院
    院長 大高 功
    みめさんは妻の友人です。その縁で、イタリア旅行でお世話になりました。 フィレンツェはすばらしいですが、みめさんの案内があれば、ガイドブック片手に歩くより何倍もすばらしい…
  • こちらからも情報発信中!